5月12日(火)のごはん

 実はわりと好きな、セブンイレブンブリトー。しかし、朝食にするには味が濃過ぎました。コンビニ食は味付けが濃いんですよね。だからたまーに食べるとおいしいのですが、さすがにこの年になると普段使いする気にはなれません。逆に、これを日常的に食べていると薄味のものを物足りなく感じる、というのも納得です。
 それに、コンビニ食は、なんというか家で作ったら絶対出ないような味がする=化学調味料や添加物が駆使されている。もちろん、こういうものがあるからこそ、安く大量に、かつそれなりにおいしい食べ物を簡単に入手できる便利な世の中があって、その恩恵を受けて仕事したり生活している人がいて、もちろん私自身も直接・間接にその恩恵を受けているのです。
 でも、これは化学調味料の味だ、この食感は手作りではできないな、と分かる感覚は、自分を守るためにも必要ではないかと思います。料理をしなくても、できなくても、ものを食べて生きていくという最低限のところでは全然困らない現在、それでも料理が少しはできることの意味って、そういうところにあるのでは、と最近考えていました。
 何を入れればどんな味になるか、どういう処理をすればこういう出来上がりになるか、普段やらなくても知っていれば、外食・中食溢れるこの世の中で、質の悪いもの、危険なものを見抜きやすい気がします。
 まだまとまらない考えですが、この点はもうちょっと掘り下げたいです。

  • 昼ごはん
    • 手作り弁当(ソース焼そば、かぶの酢漬け)

 チューター業務で、留学生のHくんとランチしながら話をしたり、ゼミの振り返りをしたり。いやー、毎度勉強になります。
 今回は一人っ子政策についてかなり面白い話を聞いたので、別にアップするつもりです。

  • 夕ごはん
    • 冷凍高菜チャーハン
    • かぶの酢漬け

 息子をファミサポさんに預け、20時まで大学で作業し、夕飯を食べないまま迎えに行きました。普段19時に夕飯を食べているので、とにかくお腹が空きました…
 息子はファミサポさん宅でハンバーグを出してもらったのにまったく食べず、フランスパンだけ食べたという。保育園でちょっと頭痛を訴えていたというので、ファミサポさんは「体調が悪かったのかな」と言ってくれましたが、私が密かに思うに、慣れてないんだと思います。「よその家の食卓」に。味どうこうではないと思います。
 よく考えれば、まったくの他人の家で、身内もおらずごはんを食べるなんて、これまでなかった。ただでさえ、子どもっていつもと違う雰囲気、違う味に敏感です。自分の経験を振り返ってもそうです(旅館のコップでうがいをするとオエッとなりました)。普通の外出などだと、親がおいしそうに食べていたり、食べられるものを見つくろってくれたりして安心するのでしょうが、一人だとそういう寄る辺もないですからねえ…
 とはいえ息子よ、これは人生修業なのだよ。がんばりたまえ。そしてしばらくは静観しますが、「人が作ってくれたものを残すのは失礼です!」。