ポイント切り替え

みなさん、鉄道のポイント切り替えをご存知ですか?
駅で、列車が複数の線路から1本の線路に入ってくるような場合、そのときつながるべき線路がつながるように、線路の交わったを切り替える作業です。
よく中央線なんかが、この「ポイント」の故障で遅れます。
なんとなく知ってますよね。

では、ポイントが切り替わる瞬間を見たことがありますか?
あんまりないんじゃないかなあ。
私は今朝、生まれて初めて見ました。

笹塚駅のホームの端っこで電車を待っていると、右手のほうから「シャー」と「ウィーン」のあいだのような音が。
耳慣れない音だったので、そちらのほうを見ると、Y字に交わった線路が、ほんの少し、しかし確実にスライドしている!
おー、これがポイント切り替えか!

1日に何本もの重い列車を通し、目的地へと確かにつながる重たいレール。
地に張り付いて動かない鉄の道。
それが自動でさりげなく動いている様はなんだかとても不思議でした。

あれはどういう仕組みで制御されているのだろうか。
どの程度までオートメーションなんだろうか。
昔はもちろん手動で、きっと力のいる仕事で、私の感じた不思議な感じ=重さを感じない不思議、はなかったんだろう。

息子に会ったら自慢せねば。
「ずるい〜、見たかった〜」と言われるんだろうな。