ガールズ・“マシンガン”・トーク

 大学教養課程時代の友人、S嬢とK嬢と会ってきました。イギリス在住のS嬢とは1年ぶり、同じ大学内の他研究科で院生をしているK嬢とも数ヵ月ぶりの邂逅です。

 渋谷でランチして、お茶して、その間ずーっとしゃべりっぱなし、というのは、どこの女性グループも一緒だとは思いますが、私の場合、この2人(+島根にいるもう1人の仲間)ほどいろんなことをセーブせずに話せる人たちはいないな、と再認識しました。

 私はけっこうな早口で、修飾語なんかも無駄に使いたいクチですが、他の2人は同じくらいスピード感があるうえに、日本語処理能力は私より高いので、言葉を投げ合うのが純粋におもしろい。20代前半の青く不安定な時代を共有しているので、何を言っても引かれないし、遠慮もしない。

 キツイことを言ってしまったり、口が滑ったりはあるのですが(今回は「beccafumiもそこそこモテてたじゃん」、「いや、そこそこは褒めてないでしょ!言わない方がマシ!」というやりとりが)、基本的にお互いのことをおもしろがっていて、肝心なときは親身になって考えてくれると分かっているのでひたすら楽しいのでした。

 息子のお迎えがあるので先に席を立っての帰路、体の中を風が通り抜けるようなすがすがしさがありました。余計なものが会話に乗って出ていったような。


※ランチを食べた和食屋さんでは、なぜか我々の青春ドンピシャの90年代〜00年代初期のヒットチューンばかりかかるので、「うわ〜」「懐かしい〜」といちいち話が横道に。
例えば、ドリカム、ジュディマリELT、B'z、TM Revorution、マイラバ椎名林檎などなど…